発端はお尻の外側にある「中殿筋」
が弱くなることにあります。
中殿筋は脚の付け根の股関節を…
開く働きをし、立ち方
、スポーツの影響などで緩みやすい筋肉。
股関節を開くだけでなく、
立っている状態では骨盤を地面と垂直に傾かないように働きます。だから、中殿筋
が弱ると骨盤が上に持ち上がるんです。
すると一気に負担が増すのが、
骨盤から腰椎をつなぐ平行四辺形の
「腰方形筋」。中殿筋が働かないものだから、腰方形筋ばかりが頑張って
、骨盤の位置を安定させようと
硬直した結果、痛みが現れます!!
もう一つ、チェックしたいのが、肋骨の左右差です。実は、片側だけが大きく開いている人がいるんですよ。肋骨が大きく開く理由は、腹筋の一つである「外腹斜筋」が弱くなること。外腹斜筋といえば、
くびれを作る筋肉としておなじみですが、
これが腰痛にも大きな影響を与えます。
外腹斜筋は、お腹の外側から内側に斜めに走っている筋肉で、肋骨を内側に引き寄せ、その奥にある内臓を守るという役目も担っています。外腹斜筋の肋骨を引き寄せる力が弱いと、正面から見てもわかるくらい、
肋骨が上に持ち上がってしまう。すると、
肋骨が開いている方へ
ひねったときにひねりを止める力が足りず、腰が回りすぎてしまいます。その結果、
腰椎の関節がすべって摩擦が生じ、
炎症を引き起こす。
外腹斜筋が弱くなることに加えて、
股関節が硬いと、さらにひねりによる
腰痛が悪化しやすい傾向があります。
実は、体をひねるときに重要な役割を
担うのが股関節。例えば体をひねると、
骨盤が後ろに倒れると同時に、
股関節では太ももの大腿骨が
内側に回ります。
この柔軟な股関節の動きがあってこそ、
腰の関節に負担をかけずに
体をひねることができる。ところが、
股関節の動きがぎこちないと、
腰だけで無理やりひねるから、
関節が回りすぎて腰痛になるんです。
ひねりの動作が多い
ゴルファーや野球選手が
腰を壊す要因になるのも、
股関節の硬さです!!
HAREYAKA では膝も腰も肩も
正しい位置で正しい順番で正しく動かし
動ける身体につくり悪いクセなおす!!
痛みの出ない身体つくりを目指してます。